フォトフレーム3

2010年11月の作品です。

「ソファーサイドテーブル」の端材の紅椿で、フォトフレームを作りました。
もうフォトフレームは終わりにしたかったのですが(^_^;)、前回の「フォトフレーム2」で使用したテンプレートの使い勝手が悪かったので、テンプレート改善プロジェクトだったりします。

フォトフレーム3完成写真

材料

使用工具

作成方法

テンプレート作成 まずは、前回のテンプレートと同様に、円弧用テンプレートで、テンプレートの上下を加工します。
ただし、前回とは異なり、横幅を広めにします。

テンプレート完成 横幅を広げたのは、加工時のスタートの際に、キックバックが起こるの防ぎ、材を固定するトグルクランプを取り付けるためです。
ただ、トグルクランプのみでは押さえる力が弱かったので、底面にサンドペーパーを張り付けました。

材料カット まずは、ジグソー・ドライバドリルで、材を墨線よりも、1~2mm程大きめにカットします。

ルータ倣い加工 1/4インチ径ベアリング付きストレートビットで倣い加工です。
別にインチ系のビットを使った事自体には意味はありません(^_^;) 単に、材の厚さ以上長いベアリング付きビットが太い物しか無かっただけです。

横向き用キーホール いつも、あとから気が付くのですが、また、キーホールの加工を忘れていました。。。

縦向き用キーホール 特に縦方向に設置する時のキーホールは、円弧加工後だとシステムバークランプも使えないので、ストレートガイドで加工しました。
キーホールは、加工中にぶれると穴が変になってしまうので、結構、気を使います。

ラベット加工 前回はうまくいったラベット加工だったのですが、ちょっと油断したら、材をビットから離す時に、ビットに接触し、キックバックしてしまいました。
幸い、材が飛ぶ事はなかったのですが、やはり、油断大敵です。

ルータ加工完了 開口部ですが、大きめの角面ビットで加工をしました。材が厚くなったため、横から見た時にもちゃんと見えるようにするためです。
外周は、小さめのオージービットでの加工にしました。開口部の角面ビット加工が大きくなったので、外周も大きくすると、平面部がほとんど無くなる部分がでてしまうためです。

塗装中 紅椿は艶を出した方が奇麗なので、ニスで塗装しました。

アクリル板切断 前回で、3mm厚のアクリル板の在庫が切れたので、新たに900mm×450mm×3mmのアクリル板を買ってきました。
端材は、またフォトフレーム系を作成する時のために、同じサイズにカットしておきました。

アクリル板切断面整形 丸ノコでカットした面を、ルータで奇麗にしておきます。

設置 トンボを取り付けて、完成です。
フォトフレーム2の隣に、設置しました。
壁への固定は、石膏ボード用のフックです。