きむきむの週末木工・DIYのページです
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2011年4月の作品です。
妻の姪に頼まれて、額縁を作成しました。
今回は、A4サイズの賞状のため、4本の山桜の板を留接ぎで作成しました。
山桜の木作りです。
ホームセンターで購入したのですが、乾燥で厚みの個体差があったり、ねじれています...
ブロックプレーン・ベンチプレーン・和鉋で、基準面を作り、厚さ16.5mmに削りました。
かなり前に購入したのですが、使う機会が無かったエッジビーディングビットです。
今回は留接ぎなので、内周と外周に使ってみます。
まずは、外周です。ルータテーブルに材を寝せた状態で1回、立てた状態でもう1回加工すると、3/4の円弧になります。
こちらは、内周です。
内周は、アクリル板やシナ合板のための段欠き加工があるので、1回のみの半円にします。
Micro jigのGRR-Ripperならば、材を立てても安定します。
続いて、中央部は、オフ・コーポレーション KERV 超硬ミニチュアビット K532-607を使用します。
内周・外周のエッジビーディング脇と、中央のやや外周寄りを加工しました
段欠き部分は、Lee Valleyのラベットビットで加工します。
いつもどおり、こういったデザインはセンスの無さが目立ちます(^_^;)
比較的木目がまっすぐな材は問題無いのですが、木目が交錯している材は、ルータでの加工でもかなり逆目が出てしまします...
留切りは、今までは手鋸+Saw Guide Fで行っていましたが、今回は、MIRAIのトライアングル Ⅱから作成した留切り治具で作業します。
始めに、手鋸で荒切りをした後に、三角形の部分をガイドに、トップベアリングパターンビットでルータテーブルでカットすると終了です。
Freudの替刃を使用しているのですが、マキタの#0ビスケットだと、深さが足りないみたいです。。。替刃とビスケットのサイズが微妙に違うのでしょうか???
東日本大震災が発生し、数週間、木工も中断していました...
やっと組み立てです。
組み立てが終わったら、出張やら被災地への訪問やらで、またまた中断していました。
今回は、ワトコオイルのミディアムウォールナットで塗装してみました。1回だとかなりむらがありましたが、3回目でだいぶ良くなってきました。
シナ合板とアクリル板を、丸ノコで切断しました。
アクリル板を丸ノコで切断した場合、ざらざらしているので、少し大きめに切断し、ルータのストレートビットで整形しました。