ミヒャエル・エンデの「自由の牢獄」・「モモ」・「はてしない物語」と読んできましたが、最後の「はてしない物語」下巻もあと70ページ弱。上巻は、映画のネバーエンディングストーリーの原作でしたが、下巻から、かなり様相が違ってきました(というより、映画が原作と違うんですけど)。
楽しかったのは、対象年齢が一番低かった「モモ」でしたぁ
やっぱり、読んでいて、一番、頑張れモモって思えたからかなぁ。。。それって、私がモモの対象年齢の小学5・6年生って事???
「自由の牢獄」、これも面白かったです。ただ、短編、且つ、作った時期がかなり違うそうなので、話によって、内容の好き・嫌いが分かれそうですね。
ただ、「はてしない物語」も下巻に入って、ちょっと暗くなるんですが、過去の思い出を忘れる→わがままになる。アルツハイマーで、そういう症状ってありますね。過去があるから、人が人に優しく出来たりする部分って多いのですが、それがくずれると、思いやりとかが無くなっていく。。。そうなのかもしれません。
「はてしない物語」の残りの70ページで、バスチアンがどのように過去を思い出し、どう変わっていくのかが見物です。
いくつか、エンデの作品で、気になっているタイトルがあるので、読んでみようかなと思っています。
エンデの物語って、そんなに簡単じゃないと思うのですけど、「モモ」の対象年齢って、小学校高学年だったんですねー。
「アキレスは亀に追いつけない」なんていう議論もなんとなく匂わせていて、作者の言うこととは裏腹に、調べてみると意外に奥が深いと思います。
でも、こんな昔から「時間泥棒」(時間がどんどん短くなっていく)という感覚があったんですね。ほんとうに時間泥棒っているんじゃないかって、思ってしまいました。
ミヒャエル・エンデの対象読者は、年齢∞だと思います。
読み終わっちゃいました(^_^)
たぶん、「はてしない物語」も、原作を読んでから映画を観たとしたら、映画の出来はがっかりしたしたんじゃないかなと思いますね。
映画では、前半のファンタージェンを救うところがメインで、その後、バスチアンが本当に自覚・成長していく部分は全く無かったですね。でも、それが、メインテーマだったんじゃないの?と、読み終わってからは思います。
やっぱり、小説を2時間の映画にするのって、難しいのかなぁ。。。
あと、「~は、こうなっていった。それは、また別のお話で」のくだり。すっげ~、気になります(^_^)
続きを教えてぇ~~
「はてしない物語」のバスチアン、「モモ」のジジ、どちらも、最後には物語りを作れなくなっていく登場人物がいますけど、これって、エンデ自身がそうなっちゃ駄目だ、最後まで旅を続けるんだって感じだったのかななんておもいました。
で、今日は、「遺産相続ゲーム」を買ってきました。まだ、前書きしか読んでないですが、脚本を本にした作品ですし、どんな感じなんだろう??? 私に分かるんだろうか(^_^;)
エンデの作品は、ダリの絵を彷彿とさせるような不思議な感覚がありますね。「鏡の中の鏡」だったかを読んだときは、本当に映像が浮かんでくるような気がしました。
個人的には、大人になってから読んだほうが面白みを感じられる種類の作家だと思います。
木工、がんばってますね。こちらはあと3ヶ月は冬眠です(^^;
まゆさん、こんばんは。
私は、子供の頃に読んだことが無かったのですが、大人が読んでも面白いですもんね(^_^)
画家エドガー・エンデの子で、自身でも「モモ」の挿絵を描いたりしてますし、作者の頭の中には、物語が映像として浮かんでいたのでしょうね。
お菓子やパン作り、どんどんバリエーションが広がっていますね。アカネちゃんやだんな様がうらやましいです。
でも、木工と同様、材料とか、機材とか、やっぱり気になりますよね(^_^;)