きむきむの週末木工・DIYのページです
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2009年12月~2010年5月の作品です。
2009年6月に障子張りをした際に余ったプラスチック障子と、調光・調色タイプのLED電球で、ランプシェードを作ろうと思いました。
側面・上面の加工も、以前から、ルータ関連の洋書に記載されていた加工方法で、いつかやってみようと思っていたものです。
側面・上面
脚・貫・その他
以前は安い材料といった印象があったラワン材ですが、現在は乱獲からの保護で、流通量が減っているようです。
割れ易く、加工は難しそうなのですが、ニスを塗ると、かなり綺麗になりそうな感じがします。
光を通す側面ですが、まず、片面を、ルータのR=10mm(直径20mm)のコアボックスビットで加工します。材の繊維方向に15度傾斜させています。
裏面も同様に加工します。深さは、板厚の半分ちょっとに設定してあります。半分を超えた分に応じて、このように穴が開きます。
側面の加工が完了すると、こんな感じになります。加工が面倒で、1日で1枚半くらいを作成するのが限界です。。。
上面は正方形ですので、側面とデザインを変えてみました。まずは、片面。
片面が繊維方向・繊維と直交方向ですので、裏面は45度にします。
上面は、彫った部分・穴共に、ハート型になっています(^_^;)
脚の加工です。PorterCable 895PK+エッジガイドで、ホゾ穴を作成します。
10mmのストレートビットで加工したのですが、エッジガイドの固定が甘かったりと、2か所ほど失敗してしまいました(-_-;)
ホゾの加工は、ルータテーブルでやってみました。マイターゲージが無いので、簡易マイターゲージを作ってみました。
ルータテーブルで、脚・貫の面取りです。GRR-Ripperで材を固定しての加工です。
脚の角の面取りですが、上部の加工を簡易マイターゲージ(下に5.5mmのシナ合板付き)でセットしたままだったので、削りすぎてしまいました(-_-;)
今回使用したプラスチック障子は、裏表にプラスチックコーティングがあるため、専用の両面テープで貼り付けます。
全体にニスを塗り、側面・上面は埃がたまりやすいので、3mmのアクリル板を付けて完成です。
完成したので、室内での明るさの確認です。まずは、電球色。写真はかなり暗く写っていますが、実物はもう少し明るいです。
ただし、これ1灯だけだと、かなり暗い感じです。