ビスケットジョイントカッター・文字テンプレート

Vermont Americanのルータ治具 2種です。

ビスケットジョイントカッターは、ルータでビスケットジョイントを作成します。
文字テンプレートは、英数字と若干の記号を彫るためのテンプレートです。

どちらも、対象機種が添付のルータベースによって制限されますので、購入の際には、機種をチェックされたほうが良いと思います。

ビスケットジョイントカッター・文字テンプレート

説明

まずは、写真左の文字テンプレートです。
ルータ・トリマに写真下側にある透明のルータベースを取り付けます。穴がいっぱいありますが、これが各ルータ・トリマの取り付け穴になります。黒い円形のものが、テンプレートガイドです。
本体に付いたクランプで作業台等に固定して切削になります。
しかし、これも買ったんですが、全く出番がありません。。。(-_-;) 理由なんですが、文字は大・中・小とありますが、小でも結構大きいため、作品にちょっとメッセージ等を彫るというよりは、サインボードとかが主目的だと思います。

次にビスケットジョイントカッターですが、これも、ルータベースは文字テンプレートと同様のものですが、テンプレートガイドは使用しません(サイズは全く同じなのですが、穴の位置が異なり、対象機種も違っています)。
今は、DeWALTの専用機がありますので使っていませんが、以前は、毎作品の作り始めは丸ノコとこれが大活躍でした。
ビスケットの#0・#10・#20に対応で、ダイヤルでサイズを選択すると、掘り込みの深さを設定できます(写真だと中央の丸い部分がある部分が手前にスライドします)。横方向には、ビスケットを付ける中央に線を引いて、その線を中心に、前面にある数字(前面中央に小さく書いてあるのですが)の左右分が移動量になります。
大きなビットを使用していますが、全体がカバーに囲まれているため、結構、安全設計だと思います。
専用機に比べると、ルータを押し付けるという状態=材の斜め方向に力がかかるので、若干、本体が上下する事があります。そのため、ビスケットがゆるめになる傾向があります。また、構造上、T字接続(棚板等)の加工は出来ません。
ただ、値段は手ごろなので、ビスケットジョイントでの板接ぎ等をやってみたいという方でしたら、お勧めです。