こて鑿(Cranked-Neck Paring Chisel)

アメリカのLee Valleyというショップから購入したイギリスのHenry Taylorのこて鑿です。英語名は、Cranked-Neck Paring Chiselと言います。

こて鑿

説明

なぜ、わざわざ輸入したのかというと。。。

国産のこて鑿だと、専門店での購入になるので、若干高いようです。ただ、これだけを輸入すると、送料がある分、国産の方が逆に安くなるのですが。。。
二つめですが、国産の鑿や鉋刃は、鋼鉄と軟鉄を組み合わせたもので、頻繁に砥ぎが必要なのですが、外国製は国産のものより、かなり硬い鋼鉄で作られているため、砥ぎの回数が少なくて済みます。こて鑿のように、変な形状だと、砥ぎにくいかなと思いました。
刃幅の違い=刃の横が斜めになっているのは、私のように治具を使わないと刃研ぎができないへたれには、重大な問題です(^_^;)。早く、治具無しで、ちゃんと砥げるようになりたいですね。

写真立て5のスタンド部分の溝の整形で使用してみましたが、通常の鑿では届かない部分も、そのまま削れるので、結構便利でした。
ただ、これもベンチプレーンと同様に、総Tool Steal製ですので、日本の鑿よりは、砥ぎに時間がかかります。その代わり、刃の持ちは良いみたいです。