ご無沙汰してたら

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皆様、如何お過ごしでしょうか。

私は、8/7~8/15が夏休みですhappy01

 

またまた、8/20から3週間は出張なので、「時計3」も、この休み中に仕上げちゃわないとならないのです。。。

 

急がなきゃなんて思っていたら。。。

DSCN1480.JPG

いきなし、完成happy01

ブログ更新をさぼっていたら、完成しちゃいましたcoldsweats01 

 

3日半の製作工程で、写真が多いので、「続き」ページに分けました。

まずは、夏休み初日。

なぜか、5時前に目が覚めましたsun

風もそよそよ、良い感じhappy02

 

と言うことで、早朝から文字盤塗装をして、更に、枠の罫書きをしました。さすがに、10時くらいまでは、電動工具は非常識ですもんねwink

 

で、10時すぎからは、枠の加工スタートです。

 

先週のローマンオージービットでの加工、調子に乗りすぎて、前面まで加工しちゃいました。縦材用のホゾ穴加工が、ものすご~く、やりにくいです。。。shock

クランプ止めして、端材をかまして、なんとか加工完了ですhappy01

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やっぱり、こんな加工はマキタ 3612Cがやりやすいですhappy01

 

今度は、横の溝加工です。こっちはこの子かなぁ。PorterCable

895+プレミアムエッジガイドでの加工です。

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縦材も同様に、文字盤用の溝加工をしました。短いので、何度もクランプを付け直して、面倒です。。。wobbly

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続いて、アクリル板(3mm厚)の溝は、4mmのストレートビットでの加工です。

インチ単位であれば、スパイラルビットもあるのですが、アクリル板を取り外しするためには、ある程度余裕が必要なのですが、1/8インチ(3.175mm)だとぎりぎり過ぎ、3/16インチ(4.7625mm)だと余裕が有り過ぎと言う事で、4mmストレートしか使えませんでした。。。

やっぱり、mm系とインチ系の単位混在は面倒ですねぇ。。。despair

DSCN1438.JPG

 

 続いて、サイドに丸棒を取り付けるのですが、その穴を作ります。

ボール盤があれば楽なんですけどねぇ。。。

なぜか、PorterCable 895PKのモータ2台が出てきてます。

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また、馬鹿な事を考えていますcoldsweats01

まずは、罫書き時に付けたポンチ位置に、先日買ったセンターファインダーを付けたモータ+プランジベースを固定。

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それから、10mmストレートビットを付けたモータに交換して、切削。。。やっぱ、私って馬鹿だぁ。。。

プランジ刃の無いビットなので、中の中央部が焦げてます。

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あとは、ダボのセンターマーカーで、転写して、もう片方の枠も同じ加工をします。

DSCN1443.JPG

ここらで、夏休み初日、終了。

 

2日目。ホゾ加工です。

まずは、ルータで、片面を6mm程、切削。

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次に、ホゾをホゾ穴に合わせて厚みを調整しながら、切削しました。

いつもと違って、この面がホゾを効かせる部分なので、ちょっと厚めに残して、あとは鑿とやすりで調整しながらの作業です。

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まだ、右上は未加工ですね。

 

3日目。

またまた、早朝から、丸棒の切断から始めました。

マホガニーの10mm丸棒(文字盤に使った小さいサイズの余りです)を、270mmで4本カット。

ストッパーを用意して、手ノコで切断です。

これで、木材の加工は完了。

DSCN1465.JPG

続いて、組立。

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午後には圧着も完了したので、早速、塗装です。

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鉋掛けの時から思っていたのですが、メープルって、見る位置で、かなり色が変わります。

写真で見ると、単にまだらに見えるのですが、白からピンク・肌色と変化したり、きらきら光ったりしますhappy01

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きっと私のへたくそな着色技術だと、単なるまだらで終わっちゃいそうですbleah

ニスよりも、更に透明なクリアとかが良いのかもしれないですね。

 

そして、今朝。夏休み4日目。

2回目の塗装をしました。

DSCN1470.JPG

これ以上、ニスを塗ると、折角のメープルの色が黄色っぽくなってしまうので、塗装も終了です。

最後に、アクリル板の切断です。

枠の内寸は250mmで、ムーブメント故障時の取り外しが出来る様に、アクリル板も取り外し可能にしてありますので、幅249mm・縦256mmが最終的なサイズになりますが、1mmずつ大きく、丸ノコでカットしました。

DSCN1471.JPG

うちの丸ノコ190mmの72Pで、普段の木材切断は、かなり綺麗にカット出来るのですが、さすがにアクリル板だと、切断面はざらざらです。

DSCN1472.JPG

余計に残した1mmは、ルータのストレートビットでカットします。

DSCN1473.JPG

木だと、スパイラルビットの方が綺麗な切断面になるのですが、アクリル板にスパイラルビットやシャー付きストレートビット(刃が斜めになっているタイプ)では、アクリル板のばたつきの原因になります。

あと、回転数が高いと、カットの熱でアクリル板が溶けるので、回転数を15000rpmに下げてます。

DSCN1474.JPG

購入時の切断面よりも綺麗だったりしますhappy02

 

ふぅ~。やっと完成fuji

最後は、一気に片付けたって感じですねcoldsweats01

コメント(8)

シンプルで、しかも装飾もモダンで、綺麗な時計ですね。
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よみましたよ。
こんなにたくさん写真をとりながらの作業してたんですね。しかも殆どルーターワーク。
ルーターマスターって感じかしら。

わたしはどうもルーターは苦手で・・・
今日はトリマーを使って面取りをしてましたが、刃がそろそろダメになっているのか、焦げこげになりました。
タモが硬いのかなぁ・・・・。

こんばんは。ご無沙汰しております。

時計完成、おめでとうございます。

ちゃんと神殿風に見えますよ\(^^)/
丁寧な仕上がりで、どなたにプレゼントしても喜ばれるでしょうね♪

こんにちは♪

完成おめでとうございます。
ルーターワークが本当に見事ですね。

こうしてきむきむさんの記事を見ていると、また悪い病気が.......(^O^;)
加工内容に使い分けをされているのを見ていると機種選択にも迷います。
今のところ#895PKが最有力候補なのですが......
買う時は是非相談にのって下さい。w

こんにちは♪

度々です。
詳しい解説ありがとうございます。

ローマンオージなどの径の大きいビットは、ルーターじゃないと無理がありますよね。と言うかトリマー用は無いし.....使ってみたいです。

どうせトリマー(ルーター)テーブルを作るならルーターを買ってしまって、固定ベースはテーブルに常設して、手持ちはプランジベースとトリマーで使い分け.....なんてことを考えてます。

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このブログ記事について

このページは、きむきむが2010年8月 7日 20:47に書いたブログ記事です。

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