オットマン

2008年9月~2009年2月の作品です。

とにかく、完成までに、時間がかかりました。。。
本来なら、天板にクッションを取り付ける予定でしたが、長期間の製作・度重なる仕様変更で、予定していた高さよりも高くなってしまい、クッションを付けると、格納場所のリビングテーブル下に入らなくなってしまいました(T_T)
やはり、設計はちゃんとやらないとだめですね。。。

オットマン完成写真

材料

使用工具

作成方法

オットマン脚加工 脚と横材に、側板(秋田杉)用の溝を掘ります。

オットマン側板溝加工 脚と横材の加工が完了しました。

オットマンホゾ穴 脚にホゾ穴を作成します。
ホゾの箇所が多いため、5.5mmのシナ合板でテンプレートを作成しました。
しかし、耐久性がないので、数回使用するとだめになってしまいます。。。

オットマン脚ホゾ穴完成 24箇所のホゾ穴が完成です。
今回は、丸ホゾにしています。

オットマンホゾ加工 続いて、ホゾの加工です。
なんか、いまいち、位置が合いません。。。

オットマン下段相欠加工 最下段は、引き出しが入るため、そのレールとして、ちょっと幅の広い板を使用しています。左右と前後の横材が干渉するために、相欠をしてみました。

オットマン下段相欠仮組み 若干の段差が出来てしまいました。
写真右側が横方向ですが、段差が抽斗に引っかかりそうです。
前後の横材を、相欠の下にした方が良かったのですね。。。気が付いたのは、相欠が終わってからだったので、抽斗側に細工(奥に若干のテーパーをつけました)が必要になりました。

オットマン躯体仮組み とりあえず、仮組みです。

オットマン本体仮組み 側板と、上段のシナ合板を入れてみました。
秋田杉を入れたら、純和風になってしまいました(^_^;)

オットマン天板板接ぎ 天板は、SPF 1×4を700mmで切って、8枚の板接ぎです。

オットマン抽斗蟻組み 抽斗前面は、包み蟻接ぎを行うため、板厚が合っているパイン集成材にしました。
ただ、蟻組み治具を本格的に使うのは初めてなので、失敗の連続。

オットマン抽斗仮組み 上のステップでの失敗は、固定が甘くて、溝が長くなってしまったり、削らなくても良い部分を削ってしまってます。
左側(抽斗前面)上部に変な傷があったり、側板が奥に入りすぎてますね。。。
蟻組み治具はもうちょっと練習が必要ですね。

オットマン抽斗前板枠加工 抽斗前面に秋田杉を取り付けるための枠です。

オットマン抽斗前板枠仮組み またまた、仮組みです。
ここではちゃんと合わせたのですが、接着してみると、意外に合ってなくて、隙間が開いてしまいました。。。。

オットマン抽斗前板目違い これは、その前の失敗の蟻組みのミスが目立ってます。まあ、負けず劣らず留め接ぎの桟も隙間が開いてますねぇ。。。

オットマン設置 ほぼ全体が出来上がったので、リビングテーブルの下に入れてみました。
おいおい、クッションを入れる隙間が無いじゃん。。。

オットマンニス塗装 本来なら、秋田杉があるので、塗装をする気はありませんでした。
ただ、かみさんからのリクエストで、置き場所のリビングテーブルと同じように塗装し欲いとの事。水引用に材を濡らしてみたら。。。意外といけるかも(^_^)
と言うことで、ニスで塗装してみました。
でも、リビングテーブルよりも、塗装回数が少ないので、やっぱりどっち付かずかなぁ。。。

オットマン完成写真2 全体を閉めた状態です。
使うときに、クッションを置くという事で、とりあえず完了です。