砥石・治具

砥石と鉋・鑿を砥ぐための治具です。

まだまだ、砥石に鉋刃が吸い付くなんて事は出来ません(^_^;)。
ということで、右側・上には、刃砥ぎ用の治具がいっぱいあります。一番上は一般的な治具で、ホームセンターでも購入可能なものです。右にある4つですが、はVeritas MK. Ⅱ Horning Guide(中央右と下)と、Skew Registration Jig(上)、Camber Roller Assembley(中央左)です。
砥石は左から仕上げ砥(#8000)、同じく仕上げ砥(#3200)・ダイヤモンド砥石(#400と#1000のリバーシブル)です。下にあるのは、名倉砥です。

砥石・治具

説明

砥石ですが、当然のごとく、人造砥石です。まあ、素人の私に、天然砥石なんて豚に真珠ですし、管理も難しそうですから、これで十二分です。
ダイヤモンド砥石は重宝しています。砥石自体の直しも、これ一枚で出来ちゃいます。

Veritasの治具ですが、本体の前にゲージ(本体の写真の下のです)をつけて、刃をストッパに合わせると、希望の角度に設定されます。が、日本の鉋・鑿は、刃と刃のサイドが直角ではありません。そのため、この治具だけだと、刃が斜めになりがちです。
そこで登場するのが、(本来の使い方ではありませんが)上にあるSkew Registration Jigです。中央に出っ張りがあり、それを治具にある線に合わせてセットして、際鉋等の砥ぎを行うのが本体の使い方です。
Skew Registration Jigはストッパの幅が広いため、日本の鉋を設定する場合は、これを(端の方に)つけて設定すると、真っ直ぐに設定できます。
Camber Roller Assembleyは、左右(写真にある真鍮の上下ですが)が若干細くなっており、鉋刃の端を丸めるためのローラです。標準添付のローラと取り替えて使います。

非常に便利な治具ですが、国内で買うと全部で1万円3千円オーバーってのが。。。(^_^;)