BOSCH PMR500

本当は、アメリカで販売しているBOSCH Colt PR20EV SNKが欲しかったのですが、当時1つしか持っていなかったルータ BOSCH POF 400 Aのプランジストッパの故障で、急遽、購入しました。

しかし、トリマでのホゾ加工は、私は苦手です。。。現在でも、ホゾはプランジルータ、面取りはトリマと使い分けています。

BOSCH PMR500

スペック

説明

アルミベースや、ワンタッチ式の高さ調整のロック機構、切削深さの調整ダイヤル等、使いやすく出来ています。
プロの方の工房の写真にも、写っている事が多いので、使いやすいようです(他社のトリマは使った事が無いので)。

難点を挙げると、ワンタッチ式の高さ調整のロック機構のネジが緩みやすく、緩んだ時は、切削角度が微妙にずれるため、ネジの緩みの確認は必須です。
異常に固くて太い電源ケーブルが、非常に使いにくいです。特にケーブルが固くなる冬場は、本当に邪魔です。。。

ベースのプラスチックプレートですが、なぜか、大きなネジ穴になっているため、分解・組み立てを行うと、ずれてしまいます。私は、プラスチックプレートのネジ頭用の穴と同じサイズのワッシャーを付けてます。これで、かなり、同じ位置に設定できるようになりました。

『治具・電動工具ビット』欄にありますが、オプションの吸塵アダプタ・角度ベースが2008年(だと思います)に販売になりました。日本のトリマで角度ベースが使用可能なものは少ないので、90度以外での切削や、飾り面取り等には便利だと思います。

冒頭に書いたColt PR20EV SNKですが、本体はPMR 500にそっくりですが、16000~35000rpmの可変速式です。SNKは(多分、オプションもセットになったシリーズを表しているみたいですが)それに加えて、上記の角度ベースと、Underscribe Plate(ベースプレート下に付けて、表面を削るベース)・Oppset Base(コレット部分にギアを付けて、ビットをベースの端に取り付ける)といった、日本のトリマではあまり見ないものが添付されています。また、オプションには、大きなサブベース(テンプレートが取り付けられるとしか書いてないのですが、取り付け方を見ると、PORTER-CABLEのテンプレートっぽいです)や、BOSCHのルータ用テンプレートを取り付けるサブベースも販売されています。
こういうオプションは、やっぱりアメリカの方が豊富ですね。